河辺愛菜16歳誕生日に好演技「全日本で表彰台に」(日刊スポーツ)

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<フィギュアスケート:西日本選手権>◇31日◇第2日◇京都アクアリーナ◇女子フリー 【写真】スパンコールをあしらったコスチュームに身を包み、大きくのけぞりフィニッシュポーズを決める河辺愛菜(2019年11月) 昨年の全日本ジュニア女王で、今季シニア1年目の河辺愛菜(木下アカデミー)が誕生日に好演技を披露した。フリー4位の123・63点、合計186・73点も全体4位で12月の全日本選手権(長野)に駒を進めた。 この日、16歳になって迎えたフリー。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は前日のショートプログラム(SP)に続いて回避したものの、3回転のルッツ-トーループ、2回転半-3回転トーループ-2回転トーループの連続を成功させるなど、質を重視したジャンプとスケーティングで勝負した。 この日は朝の公式練習から「トリプルアクセルの調子が良くなくて」といい、演技直前にダブルへ変更した。見た目には十分な出来も本人は上を見る。「(出来栄え点マイナスもあった)ジャンプのミスもそうですし、スピン、ステップも(最高)レベルが取れなかったりとか、細かいところも気をつけないといけない」と、うれしい節目にも気を引き締めた。 記念日も、試合当日ということで当然、お祝いはお預け。氷上に集中した。河辺愛菜にとって、16歳は、どのような1年になるのだろうか。「高校生になったので、もっとキレイに。ジュニア時代と違って、できることがあると思うので。もっと意識して『この選手キレイだね』と言ってもらえるようになりたい」と笑顔で語った。 魅力あふれる大人の女性へと昇華していくために「今はバレエの先生に振り付けを見ていただいたり、手の使い方とか、大きい動きではなく、細かいところ部分まで心掛けて練習しています」と表現力も磨いている。 新たに年を重ね、今季はシニアとして挑戦する全日本へ。去年はジュニアながら13位と健闘も「全日本ジュニア(優勝)で安心してしまい、ボロボロだったんです」と苦笑いしつつ「今年は、いい成績を残すことを目標にしたい。トリプルアクセルも、今回の会場で練習した時に1回、いいジャンプがありました。さらに確率を高めて、全日本では200点を超えて表彰台に立ちたいです」と、16歳になって最初の夢をはっきり口にした。【木下淳】

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(2020/10/31)