フェラーリ、F1に昇格する若手ドライバーをF2最終戦待たず、数週間以内に選定(motorsport.com 日本版)

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 フェラーリは今季、ドライバー育成アカデミーであるFDAのメンバーを5人、FIA F2選手権に参戦させている。そのうち、ミック・シューマッハーとカラム・アイロット、ロバート・シュバルツマンの3人がランキングトップ5に名を連ねている。 【ギャラリー】SF71-Hを走らせたFDAの”才能溢れる”3人  なかでもシューマッハーはランキングトップに立っており、バーレーンで行なわれる残り2ラウンドで、ランキング2番手のアイロットとタイトル争いを展開することになる。  10月30日にアルファロメオF1チームが2021年もドライバーラインアップを継続すると発表。フェラーリの若手ドライバーのうち、ひとりがアルファロメオからF1デビューする可能性もあったが、席がひとつ無くなってしまった形だ。  現状、FDAドライバーが座れる可能性があるシートは、フェラーリと提携関係にあるハースのシートだけだろう。ハースは来季に向けてラインアップを一新する予定であり、シューマッハーがハースからF1にデビューすると広く予想されている。  しかしフェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、来年に向けて用意できるシートはひとり分しかないものの、シューマッハー以外のドライバーにもチャンスがあると認めた。  F1昇格を目指すFDAドライバーたちの競争について、motorsport.comの取材に応じたビノットは「全員のためのスペースはない」と語った。 「ミックやカラム、ロバートは今のところ、F2でよくやっていると思う。彼らはバーレーンのレースに向けて集中している。そして彼らはチャンピオンシップに挑戦している。それは非常に重要なことだ」 「彼らにはアブダビGPのFP1で走行するチャンスがある。その後は、アブダビで若手ドライバーテストが残っている」 「しかし彼らがこれまでに何をしてきたのか、どのように成長してきたのか、どんなポテンシャルがあるのかについては、我々自身が決断を下すことになるだろう」 「我々の目的は彼らをF1に連れてくることではなく、いつかスクーデリア・フェラーリの赤いクルマに乗せることだ。それを達成するための道筋自体はそれほど重要ではない」 「彼らのうちのひとりが、最終的に来季のF1シートを得るだろう。他のドライバーには他の機会があるかもしれないが、それを整理し、チャンス

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(2020/10/31)