<東京国際映画祭>役所広司、コロナ禍での開催実現は「映画ファンに最高のプレゼント」(クランクイン!)

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 「第33回東京国際映画祭」のオープニングセレモニーが31日、東京国際フォーラムで開催された。フェスティバルアンバサダーを務めた俳優の役所広司が、コロナ禍での開催実現に対する喜び、映画への浅からぬ思いを語った。 【写真】北村匠海、土屋太鳳、NAOTO、平祐奈らが出席した「第33回東京国際映画祭」オープニングセレモニーの様子  セレモニーに登場した役所は、コロナ禍ではあるものの、リアル開催に踏み切れたことに言及。「スクリーンで映画を見れるのは、映画ファンにとって最高のプレゼントだと思う。このコロナ禍での開催は、今後に生かせられると思う。この先が読めないが、コロナと共存しないといけないのであれば、皆で知恵を絞って映画祭を続けられるようにがんばりたい」と前向きに語った。  映画が持つ力について問われると、幼少期を振り返って「たくさんのことを教わった気がする。映画には色んなジャンルがある。色んな要素があって、それぞれが見事に融合したときに、あの暗闇の中でゾクゾクするような感動の記憶は体に焼きついている。その感動が僕自身、生きる力になっている気がする」と話した。  本映画祭のオープニング作品『アンダードッグ』に若手ボクサー・大村龍太役で出演する北村匠海は「格闘技をやったことが人生で一度もない。見るだけ」と明かし、「ボクシングの話だと端的に聞いたときに、ぜひ挑戦したいと思った。監督が武(正晴)監督で、森山(未來)さん、勝地(涼)さんと一緒。このリングに上がれる機会を逃さまいと食らいついていった」とコメント。  試合シーンの撮影は、コロナの感染が拡大する以前に後楽園ホールで敢行。北村は「1年前はこんな風になると思わなかった。ものすごい数のエキストラが集まって、実際に試合して、歓声を浴びながら1対1対で対決する感覚を生で感じた。とても貴重な経験をさせてもらった」と述懐。北村と同作で共演する瀧内公美は「母親の役をやらせて頂くのが初めて。これを期に、役の幅を広げられる機会を頂いたと思った。そして、(女優業を)今まで続けてきたご褒美だなと感じた」とほほ笑んだ。  セレモニーでは、ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ノーラン監督、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督からのビデオメッセージもお披露目された。   今年の東京国際映画祭は、新型コロナウイルス感染予防対策に伴い、

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(2020/10/31)