コロナ禍で「柿渋」に注目 10年前に発売したあめが思わぬ特需(日本食糧新聞)

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熱中症対策商品の塩入りあめ「熱中飴」で知られる井関食品が約10年前に発売した「甜茶柿渋入り辛ハッカはな飴」がヒットしている。9月に奈良県立医科大学が渋柿から取れる「柿渋」が新型コロナウイルスを無害化させるという研究結果を発表したことから、柿渋に注目が集まっているからだ。 同商品は、10年以上前に健康食品会社と共同開発。当時は食品に使うのが珍しかった柿渋をあめに使った商品として注目を集めた。ところが健康食品会社とは取引がなくなってしまい存続が危ぶまれたが「出来がいいので、レシピを引き継ぎながら当社でオリジナル商品として作り続けた」(井関優社長)とした。 しかし、花粉の季節の商品という色合いが強く、在庫を持っていなかった時期の思わぬ特需。同社長は「2週間で資材を手当てして生産体制を整えられた。柿渋商品を作り続けてきてルートがあったので、原材料の確保ができた」とする。 ハッカ結晶(メントール)をガツンと利かせ、柿渋エキスを加えて仕上げた同商品は、味がキツく子どもなどには向かない。そこで「いせき のど飴」シリーズから柿渋エキス入りの商品を今冬に発売予定だ。

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(2020/10/31)