巨人〝オカマル〟本塁打王争いが白熱! 不気味な丸の「ご謙遜作戦」(東スポWeb)
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巨人が31日のヤクルト戦(東京ドーム)で6―4で勝利し、引き分けを挟んでの連敗を5でストップさせた。先発したエース・菅野智之投手(31)は5回1失点で降板したが、リリーフ陣が踏ん張り14勝目(2敗)。前夜のリーグ優勝で深夜まで取材対応したことなど考慮しての降板だったが、原辰徳監督(62)は日本シリーズを見据え、出場選手登録を抹消することを明らかにした。
この日は打線が好調。ナインの笑顔がはじけたが、まさかの展開を生んだのが岡本和真内野手(24)と丸佳浩外野手(31)の本塁打王争いだった。
パワーでシバき倒す豪快弾を放ったのは岡本だった。1―1で迎えた5回、一死一、三塁で打席に立つと、ヤクルト先発・小川の3球目、落ち切らないフォークをフルスイング。「いい感触で打てました」と語る2試合連続の29号3点本塁打を左翼スタンド上段に突き刺した。
これで本塁打王争いはヤクルト・村上、阪神・大山、そして同僚の丸に3本差…と思いきや、次打者の丸も2者連続となる27号ソロを右中間スタンド最深部へ叩き込み、単独2位につけた。
丸は「岡本さんがいいバッティングをしたので、自分もいいイメージで打つことができました。岡本さん、いつもありがとうございます」とお約束の〝ご謙遜〟ぶり。
試合後、原監督は岡本の復調気配に目を細めつつ「後ろに丸が控えているというのは、チームにとっては相乗的な部分で、第三者的にみると二人の戦いも見ものですね」と〝オカマル対決〟効果を期待した。
ちなみに前日の優勝会見で、本塁打王について問われた丸は「僕は足元にも及ばないと思っていますので。僕はしっかりと岡本さんのリカバーができればいいなと思っています」と話していたが…。虎視眈々と〝大まくり〟を狙っているのかもしれない。