伊藤有希2年連続V「大事な初戦で良い勢いついた」(日刊スポーツ)

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<ノルディックスキー・ジャンプ:UHB杯>◇31日◇大倉山ジャンプ競技場 女子は伊藤有希(26=土屋ホーム)が2年連続3度目の頂点に立った。 1回目127・5メートルで首位に立つと、2回目に夏のジャンプ台記録を更新する143メートルを飛び、合計261・9点で今季国内4戦目で初勝利を飾った。男子は小林陵侑(23=土屋ホーム)が1回目132メートル、2回目はジャンプ台記録タイの141・5メートルの合計276・6点で、2年ぶり3度目の優勝を果たした。    ◇   ◇   ◇ 今季国内4戦目で初勝利を挙げた伊藤は「大倉山で皆さんの前で良いジャンプを飛ぶことができた。大事な初戦で良い勢いがついた」。大倉山4連戦の初戦。終始向かい風が吹く好条件でジャンプ台記録が3度更新されたハイレベルな戦いを制した。 1回目127・5メートルで首位。迎えた2回目。今季3戦全勝の高梨沙羅(24=クラレ)が138メートルを飛ぶと、1回目に夏の従来のジャンプ台記録を1メートル更新する132メートルを飛んでいた丸山希(22=明大)も134・5メートル。国際大会規格の「ウインドファクター」が大倉山に導入された初戦。好敵手に刺激を受け、2回目に143メートルをマークした伊藤は「バッケンレコードをどんどん塗り替え合って見ている人を喜ばせられた」と振り返った。 W杯通算5勝で五輪2大会出場と実績豊富な26歳は「若い選手も増えて層が厚い。私はおばちゃん」と冗談めかす。コロナ禍でも例年以上に夏場のトレーニングを重ねて迎えたシーズン。冬の条件とは違うとはいえ、誰よりも遠く飛んだ伊藤は「世界を目指して戦っている」。大倉山でつかんだ手応えを、世界での飛躍につなげていく。【浅水友輝】 ▽今季4戦目で初めて優勝を逃した高梨 1本目はタイミングも遅れてミスをしたけど、2本目は集中して臨めた。修正できたのは大きい。

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(2020/10/31)