阪神大山、いい意味の積極性が結果に表れ/中西太(日刊スポーツ)

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<DeNA3-3阪神>◇30日◇横浜 今年はコロナ禍でどのチームも大変難しいシーズンだった。巨人に水をあけられた阪神は、開幕のスタートからつまずいたのが響いたね。かたや巨人は故障者を出しながらも菅野を中心にまとまった。また編成の勝利でもあったといえるだろう。 【写真】阪神勝ち越しがリクエストで取消、巨人Vも“復活” 阪神も中堅、若手と戦力層は厚かった。その象徴が本塁打、打点のタイトルを争っている大山だ。3回の左越え二塁打はしっかりとらえていた。7回の二塁打もいい当たりだったね。前のやみくもだったスイングから、いい意味の積極性が結果に表れている。 本塁打のタイトル争いは、巨人岡本がインコース攻めをどう克服するかにまずは注目していたが、そこに広角に打てるヤクルト村上、巨人丸、広島鈴木誠らも加わって面白い。大山にも一長一短はあるが自信をつけたのは楽しみだ。 来シーズンは首脳陣がいかに外国人を活用するかも、ひいては今後の大山の成長にかかわってくる。それとシーズン終盤に目についたのは、小幡という若手だった。攻守に面白い。うまく育ててほしいものだね。(日刊スポーツ評論家)

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(2020/10/30)