KSK(9687)、「増配」を発表し、配当利回り3.22%にアップ! 年間配当額は8年で4.4倍に増加、2021年3月期は前期比12円増となる「1株あたり67円」に!(ダイヤモンド・ザイ)
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KSKは、「未定」としていた2021年3月期の配当予想を発表し、前期比で「増配」とする予想を、2020年10月30日の15時に発表した。これにより、KSKの配当利回り(予想)は3.22%となった。
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KSKは、2021年3月期の予想配当を「1株あたり67円」とすると発表した。なお、KSKは期末配当による年1回の配当を基本方針としており、中間配当は実施していない。
KSKの2020年3月期の配当は「1株あたり55円」だったので、前期比で「12円」の増配となる。今回の増配発表によって、KSKの配当利回り(予想)は3.22%となった。
KSKは今回、配当予想とともに業績予想も発表しており、2021年3月期は前期比で「増収・経常増益」の業績予想となっている。KSKは配当の決定について、「連結業績を基準に配当性向30%を目処に配当を行うこと」を基本方針としていることから、業績予想を受けて今回の「増配」が決まった形だ。
●KSKの過去10期の配当の推移は?
■KSK(9687)の過去10期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
2012/3
15円
2017/3
44円
2013/3
15円
2018/3
47円
2014/3
30円
2019/3
94円
2015/3
25円
2020/3
55円
2016/3
35円
2021/3
67円
(予想)
KSKは、2019年3月期に”創立45周年記念配当”を実施したため、2019年3月期の年間配当額が「普通配当47円+記念配当47円=94円」となっていることから、2020年3月期は「減配」となっている。しかし、2021年3月期の配当予想「1株あたり67円」が予想通り実施されれば再び「増配」となるほか、普通配当のみで考えると”連続増配”を達成することになる。
また、KSK
の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。増配傾向が始まる直前の2013年3月期から2021年3月期までの8年間で、KSKの年間配当額は「1株あたり15円」から「1株あたり67円」まで、4.4倍に増加することになる。
配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、KSKの株価は2013年3月の終値595円から2020年10月26日に