静岡で園児ら4人感染 浜松のクラスター関連も【新型コロナ】(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)
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静岡県内で30日、浜松、静岡、焼津の3市で計10人の新型コロナウイルス感染者が確認された。静岡市の感染者は4人で、私立認定こども園の職員2人と園児2人。陽性が判明した職員と園児の濃厚接触者も調査中で、クラスターになる可能性もあるという。同園は29日から休園し、消毒を実施した。
静岡市によると、職員のうち1人は同市葵区の30代女性で、もう1人の職員と園児2人はこの女性の濃厚接触者。女性は22日に発熱などの症状が出た。15、16日に葬儀のため首都圏に滞在し、複数の友人と会食した。市は首都圏で感染したとみている。
ほかに女性の同僚と園児合わせて21人と同居家族3人を濃厚接触者として検査し、結果待ちの園児1人を除く23人の陰性が確認された。
浜松市の感染者は5人で、うち4人はクラスター(感染者集団)の発生が確認された浜松商工会議所青年部関連だった。青年部関連の4人は、23日に行われた青年部の交流会に参加した会員2人と同会の運営に関係した業者2人。4人は同日以外も感染が確認された会員と会う機会があったという。今回のクラスター関連の感染者は計24人となった。残る1人は同市南区の30代男性会社員で、既に感染が確認された人の濃厚接触者。
29日に公表した順天堂大静岡病院(伊豆の国市)の医師のクラスター関連では、新規陽性者はいなかった。県などは医療従事者約140人の検査を進めている。焼津市の感染者は高齢でない成人。
県内の累計感染者は645人(再陽性者を含め646人)。