白岩優奈SP3位「ほぼ100%」西日本選手権(日刊スポーツ)

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<フィギュアスケート:西日本選手権>◇30日◇第1日◇京都アクアリーナ◇女子ショートプログラム(SP)ほか 白岩優奈(18=関大)が64・06点のノーミス演技でSPを3位発進した。 高速スピンから演技に入り、最初の3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプを美しく成功。ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)と3回転ループも、きっちり決めた。プログラム終了後はガッツポーズ。浜田美栄コーチと得点を確認すると、思わず笑みをこぼした。 「若干のジャンプの詰まりはあったんですけど、今まで練習でやってきたことを、ほぼ100%出せたかなと思います」 昨年8月に体調を崩し、12月には右脛骨(けいこつ)など右足の故障で約8週間の安静治療が必要だった過去を思い返せば、うれしかった、滑れるだけで。今年1月中旬に氷上練習を再開も、回復が少し遅れ、新型コロナウイルスの感染拡大もあってリンクが閉鎖。ジャンプが戻り始めたのは7月以降で、今月上旬の近畿選手権では冒頭の連続ジャンプのトーループで転倒もしたが、この日は完璧だった。「前回は試合に挑む気持ちを忘れていて、緊張してしまった。今回は、朝の公式練習で調子が悪くて不安はあったけど、近畿から西日本まで、練習の内容であったり、どこを意識して練習するかを試合に向けてやってこられたので。近畿よりは自信を持って演技できました」と納得した。 新SP曲は「エデンの東」。振り付けを担当したスペイン出身のエルネスト・マルティネス氏から「『NEW YUNA』を見せてほしい」と期待された通りの滑りで3位と好位置につけた。負傷直後だった昨年は観客席で見届けた全日本選手権(12月、長野)へ。「全日本は特別な試合。いろんな思いがあって、去年は悔しくて、つらかった。今年は出たい思いが強いんですけど、まずは今できる演技を出し切りたいなと思っています」と31日のフリーに集中する。

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(2020/10/30)