馬毛島・自衛隊基地整備 住民説明会始まる 激しいやり取りも(MBC南日本放送)

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防衛省はアメリカ軍の訓練移転候補地・鹿児島県馬毛島で計画している自衛隊基地の整備について、29日夜から西之表市で住民説明会を始めました。会は非公開でしたが、住民が録音した音声には激しいやり取りも収められていました。 (住民)「説明を聞いたが西之表市として反対となったら、作らないのか?それでも作るのか?」 (防衛省の担当者)「現段階では考え方を伝え、ろんなご意見を承りながら検討を進めていくとしか言えない」 防衛省は馬毛島での基地整備に関して、西之表市内の12地区全てで住民説明会を開く方針です。29日夜は、初めての住民説明会が市の南部・中割地区で開かれ、住民およそ20人が参加しました。会は非公開で2時間以上開かれ、参加した住民によりますと、防衛省側から1時間ほど説明があったあと、質疑応答の時間が1時間ほど設けられました。 (住民)「日米地位協定で、なんでもありではないか、アメリカについて言えば。時間もいい加減、学校、病院の上は飛ばない、11時にはやめるといっても、守ってない」 (防衛省の担当者)「厳しい意見をもらった。いろいろ考えなければいけない点多々あった。今この場で簡単に打ち返すものでもない。しっかりと受け止めさせてもらい、肝に銘じて、しっかりと考えていきたい」 批判の声の一方で島の有効活用を求める声も・・・ (住民)「馬毛島が何かに利用されるのは大変ありがたいこと。有効活用できるのだったら自分はいいと思う」 説明を聞いて住民は・・・ (住民)「(説明が)はっきりしない。種子島にどういうメリットがあるのか聞いたら、いいこと、防衛省のメリットしか言っていない」 (中割地区 奈尾正友区長)「極めて重要な仕事だろうと思っている。防衛省として国を守る大きな仕事なので、しっかり取り組んでほしい」 (防衛省地方協力局 品川高浩地方協力企画課長)「非常に有意義だったと感じている。いろいろな意見があったが、それぞれについてしっかりと検討していきたい」 防衛省は住民説明会を、西之表市の残る11地区でも開くほか、中種子町や南種子町での開催も検討しています。

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(2020/10/30)