専門医が解説!妊活前に知っておきたい「妊娠」の基礎知識(コスモポリタン)

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しかし、女性の月経周期には個人差があるため(また、期間も人によって大きく異なるため)、排卵前のタイミングを計るのが難しいことも。 「正しいタイミングは、エストロゲンが上昇するときです」と「クリアブルー」を製造するスイス・プリシジョン・ダイアグノスティックスの臨床研究ディレクターを務めるサラ・ジョンソン医師。 「このタイミングで、女性の生殖器は精子に適さない(数分間しか生存できない)環境から精子に適した環境に変わり、精子は5日間以上生存できるように。受精のために、卵管まで移動できるようになるのです」 月経日を記録して排卵日を算出するアプリは数多くあるものの、ジョンソン医師いわく「日付を見るだけでは排卵日は把握できない」のだとか。最適なタイミングを計るには、以下3つの方法を用いると良いそう。 1.エストロゲンを検出する排卵日予測検査薬を使う 2.基礎体温を測る。(起床直後の体温で、排卵時を機に上昇する) 3.おりものの変化をチェックする 万事うまくいって精子と卵子が出会い、ともに異常がなければ「胚」が成立。その時点で「女性の子宮は胚が着床し胎児に成長できるよう、正確なタイミングで着床可能な状態になっている必要があります」とジョンソン医師。しかし、これが必ずうまくいくとは限らず、その理由は医療専門家もまだ研究中とのこと。 「現在、多くの研究が行われていますが、私たちもまだわからないことが多いのです。妊娠できない多くの女性やカップルの最終診断が、『原因不明の不妊症』となるのはそのため。どうして妊娠できないのか、その原因が医師にも特定できないからなのです」

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(2020/10/29)