国内復帰戦に臨む渋野、英米遠征での苦闘経て成長誓う(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 コロナ禍で無観客開催の続く国内ツアーに、渋野が4カ月ぶりに戻ってくる。11日までの全米女子プロ選手権を終えて帰国した21歳はこの日、「黄金世代」と呼ばれる同じ1998年度生まれの大里桃子とコースを回って最終調整。「会う人、会う人に『おかえり』と言ってもらった。日本語を聞くのがすごくうれしかった」とトレードマークの笑顔をみせた。  約2カ月間の英米遠征は順風ではなかった。2連覇を狙ったAIG全英女子オープンで予選落ちするなど難しいコース設定に苦しみ、出場6試合で一度も上位に食い込めなかった。「ロングアイアン、パッティングの精度がかなり大事になると感じた。自分は飛ぶ方ではないので、長いクラブを持つことが多い。2メートル以内のパットも何回外したか…」。帰国後は米ツアー本格参戦への思いが「予想外」に強まったといい、「かなりの覚悟を持って頑張らないといけない。伸ばしたい部分? 欲をいうと全部」と成長を誓った。  帰国後2週間の自主隔離中は東京五輪強化指定選手として許可を得た上でコースに出て、アプローチなどを磨いた。「ホウレンソウのおひたしが最高においしかった」と母親の手料理にも舌鼓を打ち、英気を養った。今後は11月のツアー選手権リコー杯まで残る全5試合に出場後、再渡米して12月の全米女子オープンに臨む予定。「攻めのプレーも忘れないようにしたい」。思い切りの良さを取り戻し、今年の海外メジャー最終戦に弾みをつける。(奥村信哉)

続きはこちら

(2020/10/29)