うなぎこれからも食べられる?遠州灘で親ウナギを放流(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 絶滅まで心配されているウナギの資源の回復を目指して遠州灘で10月29日、親ウナギが放流されました。    静岡市内のうなぎ店です。香ばしく味わい深いウナギは、夏の土用の丑だけでなく1年を通じて人気があります。  <天文本店 萩原康宏社長>「秋口のうなぎはおいしい。じっくり育って身もやわらかい」  しかし、絶滅が心配されるほど漁獲量が減り、値段も高いままです。少しでもウナギの資源を回復したいと浜名漁協などは7年前から採れたウナギの一部を買い取って海に放流しています。二ホンウナギは日本から約2000キロ離れたマリアナ海溝で産卵し、稚魚が再び日本に戻ってくるという生態ですが、詳しいことはまだよくわかっていません。稚魚のシラスウナギは、長年不漁が続いています。浜名漁協の管内では、2019年から2020年にかけてのシーズンこそ漁獲量が614キロと回復しましたが、その前は2年続けて200キロ台でした。  <浜名湖発親うなぎ放流連絡会 加茂仙一郎会長>「次世代の子どもたちにおいしいうなぎのかば焼きを気軽に食してほしいという目的。効果があるのかないのか、分からないにしてもあると思ってこの放流を続けていきたい」  29日は183尾、約90キロの親ウナギが浜名湖の沖合約100メートルの海に放たれました。この放流にかかる費用は、クラウドファンディングで募金も募り、今回は8月から10月20日の締め切りまでに全国から120万円あまりが寄せられたということです。放流は12月上旬までにあと2回行われ、あわせて約300キロの親ウナギが海に戻される予定です。

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(2020/10/29)