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福岡の産学官が一体となって「国際金融拠点都市」の誘致を目指す組織が29日初めてとなる会議を開き、目指す姿や今後の課題について議論を交わしました。 「国際金融機能誘致TEAMFUKUOKA」は地場の大手企業や九州大学、福岡県や福岡市などで構成されています。 29日福岡市で開かれた初めての会議では、金融の専門家を招き国際金融の拠点を目指すにあたり福岡の長所や短所について話し合われました。 専門家は福岡の長所について、アジアとの近さや九州における経済や金融の拠点であること、地震や津波のリスクが低いことなどを挙げました。 一方で短所としては、国際金融における知名度や海外人材の生活環境整備が十分でないことを指摘しています。 1か月後に開かれる次の会議では、「国際金融拠点都市」を目指す上での方向性と今後の具体的な行動について決める方針です。

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(2020/10/29)