台湾のコロナ患者、新たに3人 比、米、インドネシアから入境(中央社フォーカス台湾)
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(台北中央社)中央感染症指揮センターは29日、台湾で新たに3人の新型コロナウイルス患者が確認されたと発表した。それぞれフィリピン、米国、インドネシアからの入境者で、いずれも海外から持ち込まれた輸入症例だった。
1人目は、昨年12月に仕事でフィリピンに渡航した30代の台湾人男性。今月14日からせきや鼻水、喉の痛み、下痢、全身の痛みや倦怠感などを相次いで発症したものの、市販薬で症状は緩和され、同25日に帰国。空港で体調の異常があったことを申告して検査を受け、陰性と判定されたが、翌26日に胸の痛みを伴うせきや全身の痛みを訴えて再検査していた。
2人目は米国に長期滞在し、今月27日に帰国した60代の台湾人女性。出発前に食事を共にした友人2人の感染が確認されたため、同20日にPCR検査を受けたが陰性だった。無症状のまま、同26日に帰国の途に就いたところ、機内で軽いせきや鼻水などの症状が出始め、到着後、空港で検査を受けていた。
3人目は仕事のため今月15日に訪台した20代のインドネシア人女性。入境後、集中検疫施設に移動し、隔離期間満了を控えた同28日に受けた検査で陽性が判明した。特に症状は出ていないという。
29日現在、台湾内の感染者は累計553人で、このうち461人が輸入症例。死者は7人。513人は隔離解除された。海外渡航歴がない人の感染は200日連続でゼロとなっている。
(陳偉婷/編集:塚越西穂)