サラリーマン個人のM&A、同業種を絶対に買収してはいけない理由(ダイヤモンド・オンライン)

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● 今までとは異業種の会社を 選ぶべき理由  細川さんによると、今までやってきた仕事(業種)と同じ、または近い仕事にせず、異業種の仕事を選んだほうがうまくいくケースが多いそうだ。  その理由は、経営手法の違いにあるという。  「個人でM&Aをする方の多くは企業で長年働いており、それなりの地位を築いた人が多く、その業種のことを熟知しています。しかし、上場企業・大手企業と中小企業では経営手法は違い、大手の理論は中小では役に立たないことも往々にしてあります。  同じ職種でも、例えば、BtoB から BtoC のビジネスにするなど、ターゲットが異なるものであれば比較的成功する可能性が高くなります」  これまで経験のない事業を引き継いだほうがうまくいく理由は、今まで働いていた方との関係性にもあるという。  「同業種だとこれまでの『大企業の論理・ノウハウ・やり方』を中小企業に押し付けて『管理』してしまいがちです。それが原因で、従来の社員から反感を買ったり、信頼を失ったりしてしまう事例もあります。  一方で、未経験業種であれば、新社長の方が社員に一から教えを請いながら引き継ぎを進めていくことで、自然とコミュニケーションが生まれて関係も良好になり、結果的に事業もうまく回るようになっていくのです」 ● M&A成功のカギは 残ってくれる従業員との関係性  「社長から社長の引き継ぎは実はそれほど重要ではありません。むしろ、重要なのは残ってくれる従業員です。会社のことを熟知している彼らとの関係性を作り上げ、しっかりとコミュニケーションをとることが成功のカギといえます」  売り主の方も、複数のM&A専門の会社・マッチングサイトに登録して同時進行で話が進んでいる場合も多く、個人の買い主を成功させるためには第三者の判断も重要であるという。

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(2020/10/29)