検察、「慰安婦は売春」発言の元延世大教授を名誉毀損で起訴(朝鮮日報日本語版)

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大学での講義中に学生の前で慰安婦被害者を売春女性に例え、名誉毀損(きそん)容疑で告訴された柳錫春(リュ・ソクチュン)元延世大教授が裁判を受けることになった。  ソウル西部地検刑事1部(パク・ヒョンチョル部長)は29日、柳被告を名誉毀損の罪で在宅起訴したと発表した。「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の前身である「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」に対する侮辱容疑は、嫌疑なしの不起訴処分となった。  柳被告は昨年9月、専攻授業である発展社会学の講義中、慰安婦被害者を売春女性に例え、被害者たちの名誉を毀損した疑いが持たれている。柳被告は「暮らしが苦しいとき、少し働けばお金がもらえるという売春の誘惑がある。かつて(日帝強占期)もそうだった」として「直接的な加害者は日本ではない」「民間が主導」したと主張した。学生たちが反発すると、柳被告は「現在も売春を始める過程は同じだ」「知りたいなら一度やってみるか」とも述べていた。  また、慰安婦被害者を支援していた挺対協については「挺対協が記憶を新たにフォーマットして(いる)」「挺対協がおばあさんたちを集め、同じことを言うよう教育した」「挺対協で活動する人々は北朝鮮に近い統合進歩党の幹部たちと関係がある。純粋に慰安婦のおばあさんたちのための団体ではない」などと発言していたことが調査の結果分かった。  正義連は昨年10月、柳被告が「日本軍の性奴隷制の被害者たちとその家族の皆さまに、ぬぐうことのできない苦痛を与え、挺対協に対する虚偽事実を流布した」として柳被告を西部地検に名誉毀損および侮辱の容疑で告訴・告発していた。  延世大学側は、柳被告のこの発言を問題視し、今年7月に停職1か月の懲戒処分を下した。柳被告はその直後の8月、延世大学を定年退職した。

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(2020/10/29)