『サイバーパンク2077』延期の理由は現世代機バージョンのパフォーマンスにあるようだ(IGN JAPAN)
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『サイバーパンク2077』のPC版が「準備完了」で、次世代コンソールでも「うまく機能している」が、制作チームは延期後のいまでも現世代機バージョンの開発に取り組んでいる。また、デベロッパーのCD PROJEKT REDは本作の拡張アップデートに関して連鎖的な延期はないはずだと話している。
Pap Businessによると、『サイバーパンク2077』の12月10日への延期のアナウンス後、CD PROJEKT REDのアダム・キチンスキーCEOは電話会議で再度の延期はないと話し、今回の延期は以前のものとは異なる状況だったと説明したという。「本作のPC版はすでに準備が完了しており、次世代コンソールでもうまく機能しています。当社はいま現世代機バージョンの最終的な仕上げを行っております」
この発言は延期の理由が現世代コンソール版のパフォーマンスにあったことを示唆している。IGNはCD PROJEKT REDに近い消息筋からも同様の情報を独自に得ている。
「サイバーパンク2077」画像・動画ギャラリー
ここで、次世代機と現世代機でローンチされる『サイバーパンク2077』がほぼ同じバージョンであることも気に留めておこう。PS5版とXbox Series X版へのアップグレードは2021年に提供され、ローンチへ向けてそれらのアップグレードの優先順位がCD PROJEKT REDにとって低いと思われる。
また、現在の延期の連鎖反応についての質問に対し、CD PROJEKT REDの事業開発担当SVP(シニア・バイス・プレジデント)のミハウ・ノヴァコフスキは計画中の拡張アップデートには影響しないと答えた。一方、キチンスキーCEOは同社の技術部門における「組織的変更」があるかもしれないとも発言している。
『サイバーパンク2077』のマスターアップ後のまさかの延期は波紋を広げている。例えば、『Path of Exile』のエンドゲーム拡張3.13は『サイバーパンク2077』の新しいローンチ日を避けるためにリリースが来年1月まで延期された。