羽生善治九段、王将挑戦に向け首位タイの3連勝「厳しい対局が続くことが良い方向に」(スポーツ報知)

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 将棋の羽生善治九段(50)が29日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第70期王将戦挑戦者決定リーグで広瀬章人八段(33)に先手の83手で勝ち、リーグ3連勝として豊島将之竜王(30)=叡王=、永瀬拓矢王座(28)と並ぶ首位タイに立った。  進行中の竜王戦7番勝負では挑戦者として豊島竜王を相手に1勝1敗としている羽生九段だが、王将挑戦に向けても順調に白星を重ねている。  激しくなりやすい「相掛かり」の将棋となったが、羽生九段は広瀬八段の緩手をとがめてリードを奪うと、端正な指し手を続けて緩むことなく完勝した。局後は「すぐに次がある(11月3日の永瀬戦)ので引き続き全力で頑張っていければと思います」と前を向いた。好調の理由を問われると「大変な人(強敵)ばかりで一局一局厳しい対局が続いているのが良い方向にいっているのかもしれません」と百戦錬磨の王者らしい言葉を述べた。  1勝2敗に後退した広瀬八段は「構想を問われる将棋でしたが、すぐダメになって、実力が出てしまいました。途中からはどこで投了しようかと…。もう挑戦は厳しいので残留を目指して頑張ります」と語っていた。

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(2020/10/29)