【パワーウエイトレシオ0.67kg】新型ブガッティ・ボライド発表 圧倒的パフォーマンス 量産は未定(AUTOCAR JAPAN)

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text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン) translator:Takuya Hayashi(林 汰久也) 【写真】新型ブガッティ・ボライド【シロンやディーヴォと写真で比較】 (135枚) ブガッティは、サーキット専用の新型スーパーカー、ボライド(Bolide)を発表した。 現代における「最も過激で、妥協を許さない、最速かつ最軽量のクルマのコンセプト」とされている。 ボライドは1馬力あたり0.67kgという驚異的なパワーウエイトレシオを実現。最高出力1850ps、車両重量はわずか1240kgで、コンパクトカーのフォード・フィエスタSTとほぼ同じ車重だ。 この2つの数字を可能にしたのは、ブガッティの伝統的な8.0L W16クアッドターボエンジンだ。4輪すべてにパワーを供給し、シロン・スーパースポーツ300+の1600psをはるかに上回るパワーを発揮している。 ブガッティのステファン・ヴィンケルマンは、「今回初めて、W16エンジンの実力を示しました」と述べている。 吸排気系の「デスロットル化」、新開発の4基のターボチャージャー、新設計のドライサンプ潤滑システムによるパワーアップのほか、パワートレインの軽量化を図っているという。 また、カーボンチタン製の「ターボファン」コンプレッサーによりブレーキの通気性を確保。エンジン、トランスミッション、デファレンシャルには空冷式オイルクーラーが搭載され、水冷式のプレクーリングも備わっている。 しかし、最高出力はオクタン価110のレーシング用燃料を使用した場合にのみ得られる。オクタン価98のガソリンを使用した場合、スーパースポーツ300+と同じ1600psを発揮することになる。

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(2020/10/29)