巨人に“難題”2人の「坂本勇人」 登録名どうする? 過去には「田中幸雄」の例も(夕刊フジ)

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 26日のドラフト会議で巨人に育成6位で指名された唐津商・坂本勇人捕手(3年)。同姓同名のスーパースター、坂本勇人内野手(31)と同じユニホームを着る前から大きな話題を呼ぶ一方で、18歳の少年に心ない中傷まで寄せられているというから穏やかでない。 【写真】「田中雄」の登録名で活躍した元日本ハム・田中幸雄  指名の際には阿部2軍監督や二岡3軍監督が破顔大笑。ツイッターでも一時トレンド1位に躍り出るほど反響を呼んだ。  唐津商の校内も巨人からの指名に沸いたが、翌日からネット上に両者の容姿を比べて揶揄するようなコメントがあふれ、同校にまで誹謗の言葉が寄せられる由々しき事態に。同校関係者は「本人はまだ高校生ですし、体格も容姿も全く違います。どうか、2人を比較するような取り上げ方は避けていただければ…」と心を痛めている。  当事者の坂本“先輩”はもちろん、諸手を挙げて歓迎だ。「登録名がどうなるんでしょうね。一緒に頑張っていければいいですね」と話すが、確かに同姓同名の2人をどう区別するのか。巨人では原則、「勇人」「HAYATO」など愛称の登録名は認めていない。  球団関係者は「同姓同名となると難しいのですが、ウチには去年まで坂本工宜(こうき)投手もいました。入団時は育成選手で、日本野球機構への登録は『坂本』と『坂本工』だった。今回も『坂本』と『坂本勇』になるのでは」と順当な予想。ただし、当時の新聞などの表記は「坂本勇」と「坂本工」だった。  過去には日本ハムでも1986-89年、同姓同名の「田中幸雄」選手が2人同時に在籍したことがある。当時は投手を「田中幸」、内野手を「田中雄」と表記した。前出関係者も「『勇』と『人』で区別するやり方はあるかも」とうなずくが、この難題はどんな形で決着をみるのか。(片岡将)

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(2020/10/29)