「はやぶさ2」カプセル地球帰還に向け準備進む(sorae 宇宙へのポータルサイト)

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カプセル分離運用周辺の訓練も進んでいます。やり直しのきかない一発勝負のため、小惑星での運用訓練でも用いた「はやぶさ2運用シミュレータ」を使った運用訓練を行った後、実機を用いたリハーサルをするという慎重な対応です。実機でのリハーサルは11月4日に行われ、カプセル分離直前の姿勢にした上で手順もカプセル分離直前まで進め、様々な状況や実行するか否かの判断を練習する予定になっています。 これと並行して、地上に帰還したサンプルカプセルの回収準備も進められています。カプセル回収班は73人、これが2隊に分かれます。先発隊14名は11月1日、本隊59名は11月9日に出国し、アデレードを経由して回収地であるオーストラリア・南オーストラリア州のウーメラ砂漠に向かいます。先発隊の役割は、現地作業に入る前のあいさつや荷物の受け取りなどで、本隊到着後はともに回収作業を行います。 新型コロナウイルス感染症の影響で、出国前に1週間、オーストラリア入国後に2週間の隔離が必要なことから、先発隊は10月24日から国内での自主隔離に入りました。PCR検査を2回行い、異常がなければ出発ということになります。確実な回収を行うため、直接回収に関わる人数は極力絞らなかいことにしたかわりに、後方支援、広報などの人数を当初計画よりも減らしています。

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(2020/10/29)