聞いただけで会社名が思い浮かぶキャッチコピーって? 1位はコンビニの定番フレーズ!(オーヴォ)

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 テレビコマーシャルのキャッチコピーで、印象に残りやすいものとはなんだろう。例えば、何年も流れているフレーズは、それを聞いただけで会社の名前が頭に浮かぶのではないだろうか? そうした実情について、日経BPコンサルティング(東京)は「企業メッセージ調査2020」 として調査、結果を発表した。調査対象は、国内211社の企業メッセージ329件。認知度、理解度、接触度、好感度のほか、16項目のイメージなどさまざまな角度について、一般生活者が評価した。回答数は2万9,245件。  ずばり、企業名想起率トップに輝いたメッセージは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」(68.5%)。この比率は、メッセージのみを提示してその企業名の記入を求めた時、正しく記入できた一般生活者の比率を示したもの。68.5%の人が間違えずに書けただけに、かなり浸透していると言えよう。2位は「ココロも満タンに コスモ石油」(67.3%)、3位はロッテの「お口の恋人」(64.0%)だった。「お口の恋人、ロッテ」というフレーズは、中高年世代でも子どもの頃から親しんだのではないだろうか?  調査結果のポイントとして、高い想起率を得やすいのはジングル(音声、曲)付きのメッセージだという。確かに「あなたと、コンビに、ファミリーマート」は、思わず口ずさんでしまうリズム感がある。一方、「Withコロナの時代」に、高く評価される企業メッセージの重要事項トップ3は、(1) 希望をもてる言葉を含む、(2) SDGsやCSRにまつわる、(3) 日本語表記、と分析していた。  コロナ禍においては、「笑顔(笑う)」「愛」「つなぐ」という言葉を含むメッセージのランクアップが目立つ。興味深いのは、前回実施の2015年との比較だ。ハウス食品の「食でつなぐ、人と笑顔を。」は70位から7位に、キューピーの「愛は食卓にある。」は58位から11位に、38位だったアートネイチャーの「ふやしたいのは、笑顔です。」は12位に、それぞれ急上昇した。

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(2020/10/29)