コロナ禍での学園祭 来場制限、オンライン… 工夫凝らして開催(長崎新聞)

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 新型コロナウイルスの影響により、長崎県内の大学で多くの行事が中止・延期となっている中で迎えた秋の学園祭シーズン。長崎大(長崎市)は今週末、来場を在学生らに限定し、規模を縮小して恒例の「長大祭」を開く。ほかの大学でもオンライン開催などの工夫を凝らし、コロナ禍での在り方を模索している。  ■慎重に検討  「コロナだからといって妥協はしたくない。できる範囲で、自分たちも観客の皆さんも楽しめるようにしたい」  長崎大学園祭運営委員会の三味幸太郎委員長(20)は、こう意気込む。「長大祭」は10月31、11月1両日、長崎市文教町の同大文教キャンパスで。例年は4月から、秋の開催へ向けて企画が動き出すが、今年は夏ごろまで開催可否の結論が出なかったという。大きなイベントのため、万が一直前に中止となると金銭的なリスクも大きく、運営委のメンバーは慎重に検討を続けてきた。  有名お笑い芸人らを呼ぶ屋外のステージイベント、バザーなど、来場者でにぎわう恒例行事は中止に。一方で講堂でのミスコンや各サークルの出し物は、座席を指定席制にしたり、来場者にスマートフォン向け接触確認アプリの利用を要請したりといった対策をとり、実施する。  運営委副委員長の森翔大郎さん(20)は「長大祭はキャンパスが活気であふれる大きな位置付けのイベント。行事の中止が相次ぐ今年の大学生活を充実させるためにも成功させたい」と語った。  ■動画配信へ  学園祭をオンラインで開催する大学も。活水女子大(同市)の「螢雪会」は、事前収録した映像を10月31日から動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。ハンドベル部や吹奏楽部の演奏、学生有志のギター弾き語りなどの映像を流し、1週間ほど見られるようにする。同大ホームページから閲覧可能。  長崎国際大(佐世保市)の「開国祭」は中止となったが、代替企画として「NIUオンラインフェス2020~結~」を開催。10月31日午後2時から「ユーチューブ」で、教員や学生の仮装コンテストや、ミス・ミスターコンテストを生配信。事前に収録したステージパフォーマンスなども見られる。  ■名物を販売  「純心祭」を中止にした長崎純心大(長崎市)は、同祭で毎年人気となる名物「純心アップルパイ」の販売を計画。インターネットの事前予約制で、11月28、29の両日、長崎市西出津町の旧出津救助院で各日100個を販

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(2020/10/29)