ZOZO、50倍のマーカーで3D身体計測を高精度化した「ZOZOSUIT 2」(Impress Watch)

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ZOZOは、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT 2」を発表した。3Dレーザースキャナーに匹敵する高い精度と、スマートフォンを使って、自宅で簡単に身体の3D計測ができる点を活かし、足型計測の「ZOZOMAT」とあわせて、新サービスを創出するパートナー企業を募集する。 【この記事に関する別の画像を見る】 「ZOZOSUIT 2」は、2017年に展開した採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT」のデザインと、計測結果を用いた3Dモデル生成のアルゴリズムを大幅に改善。基本的な計測方法および計測の手軽さを継承しながら、より精緻な身体の3Dモデル生成を可能とした。 一般的に身体の正確な3Dモデルを生成するには、3Dレーザースキャナー等が用いられる。ZOZOSUIT 2の3D計測結果は、3Dレーザースキャナーの結果との比較で平均誤差が3.7mmで、高い精度を実現するという。 ZOZOSUIT 2は、旧ZOZOSUITと比べてマーカー数を約50倍の2万個(スーツのサイズにより異なる)とし、マーカーの計測解像度も約50倍とした。スマートフォンのカメラで読み取れる情報量が増加したことで、曲部を含め、より詳細に体型情報を捉えられるようになった。 また、マーカーのデザインも変更、旧ZOZOSUITでは2mmのドットを認識対象としていたが、ZOZOSUIT 2では、認識対象を6mmのマーカーに変更。認識性が向上し、スマートフォンのカメラでより多くのマーカー情報をとらえられるようにした。 アルゴリズムも改善。撮影中の動きを補正する技術や、輪郭情報を使って3Dデータを最終的に補正する技術を導入し、より精緻な3Dモデル生成が可能になったという。 ZOZOSUIT2を活用し、より高い精度の計測データが求められるスポーツウェアやアンダーウェア等の開発やサイズ推奨などを想定。また、フィットネスや予防医療、ヘルスケア、ゲーム、エンタメなど、ファッションの枠を超えた、様々な領域における活用を模索していくという。

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(2020/10/29)