キノコ、ジビエ…「福井県の風土」追求したレストランを フレンチシェフでトレイルランナーの男性(福井新聞ONLINE)

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 フレンチシェフと野山をかけるトレイルランナーという二つの顔を持つ福井県越前市の男性が、山の恵みをふんだんに使って自身のレストランを福井の風土を感じられる店に成長させたいと、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング(CF)で10月30日まで資金を募っている。  男性は同市高瀬1丁目の長屋商店街「市之助一丁目」に、2019年11月にレストラン「MarPe(マーペ)」をオープンした谷橋洋平さん(40)。20代後半から県内のフレンチ、イタリアンレストランなどで経験を積んだ。オープンを前に「自分の料理とは何か」と考え抜いた末、行き着いたのはテロワール(地域固有の風土)の追求だった。  シェフをする一方、登山道などを走るトレイルランナーとして「年間300回以上は山に入る」。自然と山菜やキノコ、ジビエを生かした料理が身についた。県外の一流飲食店で福井の山の幸が提供される場合もあるが、谷橋さんは「本来の鮮度には及ばないし、送料がかかる分は価格となってお客の負担になる」と不満を感じていた。「だったら食材に旅をさせず、県外からでも福井の食材を食べに来てもらえる店にしたい」と目標を抱くようになったという。  CFの目標額は100万円。食材の味を引き出すための調理器具や、福井の風土を引き立てる越前焼、越前打刃物の食器類の購入費に充てる。マーペの営業は火曜、水曜のみ。  谷橋さんの挑戦は、ふるさと納税を活用した福井県の新事業創出支援事業の一つ。寄付はCFサイト「レディーフォー」で受け付けている。

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(2020/10/29)