米国で2番目の仮想通貨銀行が誕生、「アヴァンティ」に設立許可(Forbes JAPAN)

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ウォール街出身のケイトリン・ロングがCEOを務める「アヴァンティ(Avanti)」は10月28日、米国のワイオミング州で、銀行設立の免許を取得したと発表した。 モルガン・スタンレーの年金アドバイザリー部門の元責任者のロングは、ウォール街で20年以上のキャリアを持つが、当日はワイオミング州の自宅からZoomの会議に参加し、州の銀行委員会の承認プロセスを見守った。 会議が始まってから13分後、議長はアヴァンティの免許取得が全会一致で承認され、同社にSPDI(特別目的預託機関)の資格を与えると宣言した。 アヴァンティの銀行免許取得は、これまで伝統的金融機関に口座を持つのが難しかったビットコイン業界にとって大きなマイルストーンだ。ロングは、長年住み慣れたニューヨークから故郷のワイオミング州に移住し、この州を仮想通貨業界のシリコンバレーにしようとしている。 彼女は数年前から、議員たちと共にSPDI関連の規則を練り上げてきたが、今回ようやく自身のスタートアップを法の枠組みに送り込むことに成功した。「ここまで来るのには2年半の月日が必要だった」と、現在51歳の彼女は話した。「当社の承認プロセスに参加してくれた人たちに感謝すると同時に、これから共に働くことを楽しみにしている」 仮想通貨業界では、今年9月に取引所の「クラーケン」がワイオミング州でSPDIの免許を取得し、史上初の仮想通貨銀行である「クラーケン・フィナンシャル」を設立すると発表した。アヴァンティはそれに続く2社目となった。 ワイオミング州シャイアン本拠のアヴァンティは今後、ビットコインやその他のデジタル資産のカストディ(資産管理)業務を行うと同時に、連邦準備制度のシステム上にドルを保管し、給与や税金の支払いを伝統的なアカウントで行うことが可能になる。

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(2020/10/29)