ヴィーム、近鉄グループが統一バックアップ基盤に「Veeam」を採用(BCN)

【リンク先抜粋】
 ヴィーム・ソフトウェアは10月28日、近鉄グループホールディングス(近鉄グループ)が単一のバックアップ基盤として「Veeam Backup&Replication Enterpriseソリューション」を採用し、クラウド・データ・マネジメント環境を構築したと発表した。  1日の全路線利用者数、最大約150万人におよぶ近畿日本鉄道が主体の近鉄グループは、事業継続計画と災害復旧対策の強化や、デジタルトランスフォーメーション(DX)シフトによるビジネスプロセス全体の改革を進めている。近鉄グループ全体の各種システムの企画・設計・開発・保守・運用を担当する近鉄情報システムとともに、グループ各社のオンプレミス環境をパブリッククラウドに全面移管するプロジェクトを推進している。  これまで近鉄グループは、バックアップに複数のベンダーを導入していたため、基盤のサイロ化による運用の非効率化や、バックアップデータの取得に時間がかかるなど、複数の課題が発生していた。現在のオンプレミス環境とパブリッククラウドが混在する環境の安定稼働とバックアップ運用負荷の軽減のため、シンプルに統一されたバックアップ基盤の構築が急務となっていた。  Veeam Backup&Replication Enterpriseソリューションは、災害復旧対策やDXシフトなど次世代の運用課題にも対応できるよう設計されている。クラウド、仮想、物理のワークロード全体で強力なアベイラビリティを実現し、保存場所やワークロードの種類を問わず、データを保護することができる。今回、シンプルで使いやすいインターフェースやオンプレミス、クラウドでも同じ運用フローが適用可能な柔軟性の高さなどが評価された。  近鉄グループでは、複数の異なるバックアップ運用をVeeamに統一することで一元管理が可能となり、効率化を大きく促進した。さらに、今までのベンダーに依存していたバックアップ関連運用から脱却し、自分たちで構成変更ができるようになったことで、従来はべンダーに依頼して2週間かかっていた構成変更が、今はわずか1時間ほどで完了できるようになった。  また、これまでオペレーションが中心だった近鉄情報システムでは、運用が容易なVeeamの導入により、運用サービス向けシステム構築やアプリケーションの新規開発・検証といった本来業務に人的リソースや

続きはこちら

(2020/10/29)