キオクシアの半導体メモリー新工場、来春着工へ(日刊工業新聞電子版)

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 キオクシア(旧東芝メモリ)は29日、2021年春にNAND型フラッシュメモリーの四日市工場(三重県四日市市)で新しい製造棟「第7製造棟(Y7棟)」の建設を始めると発表した。新棟計画は需要を見極めるために2期に分け、今回は第1期分を着工する。第1期分の完成は22年春を予定。 12月に上場を計画するキオクシア、ファーウェイとの取引再開で投資家の懸念払拭なるか  Y7棟の建築面積は2期合計で約4万平方メートルで、四日市工場の製造棟で過去最大規模となる。3次元フラッシュメモリーを生産する。その建設投資は営業キャッシュフローの範囲内で実施するという。搬入する製造設備については提携する米ウエスタンデジタルと引き続き共同で投資する方針だ。  Y7棟は生産システムに人工知能(AI)などを活用するほか、最新の免震構造や省エネルギー設備を導入する計画。

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(2020/10/29)