阪神は楽に勝てたはず 大山ら見極め課題/梨田昌孝(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
<阪神4-1中日>◇27日◇甲子園 中日のミス続出で阪神に勝ちが転がり込んだ。青柳の無四球の好投が大きかった。6回に京田の一ゴロにベースカバーが遅れたことは反省点だが勝ちに等しい投球内容だった。ただ残り11試合を考えれば2ケタ勝利は難しくなった。シーズン前半は成長をみせたが、後半に勝てなくなった。来シーズンに向けての大きなカベといえるだろう。 【写真】阪神青柳「テンポよく」8回途中1失点も8勝目逃す 試合としてはもう少し楽に勝ちたかった。1回1死一、三塁で4番大山が高めの球を打ちにいって三飛に終わった。また5回1死一、三塁で6番陽川が空振り三振を喫した。特に陽川の打席は高めのボール球に手をだした。せっかくチャンスをもらっているのだから「ストライク」「ボール」の見極めができるようにならないといけない。 ドラフト1位で大型野手の佐藤を引き当てたことでチームの競争力をあおりたい。木浪と小幡、梅野と坂本らが競い合っていくことがエラー数の減少にもつながっていく。 28日に先発する藤浪も注目だ。今まで1イニングを全力投球してきたが、先発投手としての調整をしていないから同じようにはいかない。ベンチも長いイニングを任すつもりはないだろう。これまでの1イニングを3、4回に分けて投げるぐらいの気持ちで投げてほしい。藤浪の起用法も来シーズン巻き返しのポイントだけにきっかけをつかませたい。(日刊スポーツ評論家)

続きはこちら

(2020/10/27)