レッドブル・ホンダ、終盤戦のドライバー交代劇はない?「“今年は”アルボンと共に全力で戦う」とホーナー代表(motorsport.com 日本版)
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レッドブルのエースであるマックス・フェルスタッペンに匹敵するパフォーマンスを発揮できず、今季限りでの放出も噂されているアレクサンダー・アルボン(レッドブル)。レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、F1最終戦でアルボンを降ろし、別のドライバーを起用することを否定しているが、今季終盤戦は来季のドライバー候補を試すチャンスであることはまた確かだ。
【動画】2020年F1第12戦ポルトガルGP決勝ハイライト
ホーナーは先日、アルボンがポルトガルと“特にイモラで”進歩の兆しを見せなければならないと指摘し、2021年のシートを確保するための期限が迫っていることをほのめかしていた。
また、ホーナーは仮に来季アルボンを起用しない場合、レッドブル系のドライバーを昇格させるのではなく、経験豊富なニコ・ヒュルケンベルグやセルジオ・ペレスといった外部のドライバーから選ぶことを認めている。
「今シーズンはもう残りレース数が少ないというのが現実だ」とホーナーは語った。
「そしてこの時期になると来年のことを考え始めなければいけないのは確かだから、今後数週間のうちに決断を下す必要があると思う」
「あらゆる選択肢を検討しなければならないと思うし、F1における状況を見ていないといけない。かなりの経験と能力を持ったドライバーが(ドライバー市場に)いるが、これは極めて珍しいことだ」
現在ペレスはレーシングポイントのレギュラードライバーとしてF1に参戦しているが、ヒュルケンベルグに関しては現在レギュラーシートを喪失している身であり、今季最終戦でレッドブルのマシンに乗り込むことも可能だ。しかしながら、ホーナーはそういった可能性を軽視した。
「そうだね……今年はアレックスと共に全力を尽くすよ」とホーナー。
「チームの全員が彼に来年も乗って欲しいと思っているんだ。彼は素晴らしい男だし、才能があると信じている」
「彼はF1に参戦してまだ2年目だが、本当にタフなんだ。精神的にもタフだし、マックスに立ち向かっているという点でもタフだ」
「そして彼は立ち直れるということを以前にも示しているので、来週のイモラでも厳しい状況から立ち直れることを願っている」
ヒュルケンベルグとペレスは他のチームとも交渉中であり、レッドブルとしては早めに決断をしたいところとも言えるが、レッドブル