オーケストラが60人もやってきた 全児童30人 芸術の秋を堪能(KKB鹿児島放送)
【リンク先抜粋】
鹿児島県伊佐市にある全校児童30人の曽木小学校にフルオーケストラがやってきました。
伊佐市の曽木小学校ー。全校児童30人の小さな学校です。そこにやってきたのは児童の数の倍、総勢およそ60人の広島交響楽団。いったいなぜ曽木小学校にプロの楽団がやってきたのでしょうか?文化庁が企画する「巡回公演事業」に曽木小学校が見事当選し今回の演奏会が実現しました。県内では、曽於市と南九州市の2つの小中学校でも実施されました。
曲と曲の合間には楽器への知識を深めるコーナーもありました。子どもたちの前に登場したのは「ビオラ」という弦楽器。バイオリンと瓜二つに見えますが、大きさはビオラの方がやや大きめです。
子どもたちも授業で習っているリコーダーや鍵盤ハーモニカを使って、プロの演奏とコラボレーションをしたり時には指揮者として楽団を率いたりしました。小さな小学校の演奏会で子どもたちは大きな収穫を得たようです。
演奏者の中には南さつま市出身のコントラバスの奏者もいて、ふるさとの子どもたちへの演奏が刺激になったようです。
広島交響楽団 南さつま市出身 藤丸 大輔 さん
「青春時代を過ごした。楽器の出会いも鹿児島。ひとりでもふたりでも音楽に興味を持ってくれる子がいれば」
最後は曽木小学校の校歌で締めくくりました。