自宅の資産状況は筒抜け! 誰もが見られる「登記事項証明書」(マネーの達人)
【リンク先抜粋】
登記所では誰もが「登記事項証明書」を請求できます。
これは登記が
所有者の氏名・住所を公の帳簿(登記簿)に記載し、これを一般公開することで権利関係が誰にでもわかるようにする
ことに由来しています。
たとえば、Aさんの自宅を購入したいと考えている、まったく他人のBさんは「Aさんの自宅に変な権利が付いていないか」を確認するために「登記事項証明書」を取得して取引の安全を担保します。
これが理想的な使われ方ですが、誰でも取得できるのをいいことに、不動産仲介会社が自社のセールスに使ったり、何か欠点を探すために使われたりもします。
「登記事項証明書」は表題部と権利部からなり、
表題部には、土地と建物の概況
権利部(甲区)には、所有権関係
権利部(乙区)には、抵当権関係
などが記載されています。
従って、「登記事項証明書」を見るだけで、
・ 所有権が単独なのか共有なのか
・ 誰が所有者なのか
・ 抵当権や根抵当権などの債権者や債務者
・ 債権額
などといった情報も筒抜けになってしまいます。
住宅ローンは抵当権の登記がされますので、住宅ローンの債権額や債務者が、全くの他人にも知られてしまいます。