“就職氷河期世代”応援へ 就業体験の機会を提供 宮城県が新事業スタート(KHB東日本放送)
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「就職氷河期」世代に就業体験の機会を提供する宮城県の事業が始まり、参加希望者向けに説明会が開かれました。
バブル経済崩壊後の1993年から2004年に学校を卒業した「就職氷河期」世代の中には、安定した職に恵まれず、今も厳しい雇用に追い込まれたままの人が多くいます。
県は、この世代の就労を支援するため、就業体験の機会を提供する事業を開始し、27日、企業や参加希望者に向け説明会を開きました。
この事業には、これまでに製造業や小売業、介護施設など幅広い分野の県内企業17社が受け入れを表明しています。
希望者はビジネスマナーなどの研修を受けた上で、5日間、実際に働いてみて、本格的な就職につなげます。
参加者「派遣の工場の仕事とかはあるんですけども、ほとんどはアルバイトの状況ですね。経験がある販売業とか飲食店の接客業とか、あとはサービス関係の仕事をメインで探してみたいと思いますね」「元引きこもりのような感じなので、人と接するのが苦手な中で。やってみようかなという前向きな気持ちになれたかなと思います」
県内では、氷河期世代の非正規雇用者のうち、正規雇用を望む人が約1万1000人、さまざまな事情で長期間仕事に就いていない人が約8000人います。
県では今後、相談会を開き、参加希望者を募ることにしています。