増加する「Netflixと組んでのアニメ化」、クリエイター側から見た“魅力”とは(Impress Watch)

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Netflixは27日、2020年後半~2021年配信作品の最新情報を発表する「Netflix アニメフェスティバル 2020」を開催。「スプリガン」や「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」や「天空侵犯」、OVA「岸辺露伴は動かない」、「極主夫道」といった多くの新作情報を発表した。クリエイター側がNetflixと組んで多くのアニメを手掛ける流れが活発化しているが、表現の場やビジネス面においてクリエイター側にどのような魅力があるのか、発表会において取材した。 【この記事に関する別の画像を見る】 発表会に参加したのは、「スプリガン」などを手掛けるデイヴィッドプロダクションのプロデューサー・田中修一郎さん、「テルマエ・ロマエ」作者・ヤマザキマリさん。そして元Production I.G所属で、脚本家・プロデューサーとしても活躍していた、Netflixの櫻井大樹チーフアニメプロデューサーだ。 改めてのアニメ化として、「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」をNetflixと共に作り上げていく事になった、作者・ヤマザキマリさん。Netflixとタッグを組んだ感想として、「縛りや忖度が無く、例えばスポンサーのことを考えるといったこともなく、普通だったらここまでやらないよね、というところまでできる。その開放感、“民主主義的な喜び”みたいなものはありますね。“規制されていないこと”が表現にとっては第一条件。それを許してくれる配信(プラットフォーム)が存在するというのは、嬉しい事ですね」と語る。 2021年の配信開始に向け、「スプリガン」を作っているデイヴィッドプロダクションの田中修一郎プロデューサーは、Netflixと初のタッグを組んだ感想として、「“ロングテール”だなと最初に感じました。(作品を作れば)例えば、5年後、10年後、30年後もNetflixで配信されている……という事になる。そこまで含めた仕上げ方、例えば映像がHDRだったり、通常テレビでは音声は2chですが、映画作品でもあまりそこまで作らないようなDolby Atmos音声で作ったりと、“将来的にずっと見続けられるフィルムとして定着させる”という強い意志を、Netflixさんから強く感じました」という。 Netflixは日本だけでなく全世界にも配信しているプラットフォームだが、それについてヤマザキさんは、「(例えばテルマエ・

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(2020/10/27)