パキスタンのイスラム教学校で爆発 死傷者50人以上(BBC News)
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パキスタン北部ペシャワルにあるイスラム教の学校で27日午前8時半ごろ、授業中に爆発があり、少なくとも7人が死亡、50人以上が負傷した。警察が明らかにした。
病院関係者によると、死者は20~30歳だという。
多数に上っているけが人には、13歳未満の子ども4人も含まれているという。
AFP通信は警察の話として、教員2人もけがを負ったと伝えている。
■不審人物の目撃証言
ロイター通信によると、病院当局は数十人のけが人を受け入れたと話した。多くはやけどを負っているという。
警察によると、爆発のあった「マドラサ」と呼ばれるイスラム教の学校には当時、60人ほどがいたという。
目撃者からは、爆発物の入った袋を持った男性が爆発の直前に学校の建物に入った、という証言が得られているという。
地元紙エクスプレス・トリビューンは警察幹部の話として、5キログラムの爆薬が使われたと報じた。
校内の写真からは、被害が広範囲に及んだ様子がわかる。
犯行声明は出されていない。
アフガニスタンとの国境に近いペシャワルでは近年、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによる悪質な暴力事件が起きている。
6年前には銃を持った男性らが市内の軍の学校に侵入。多数の子どもを含む150人以上を殺害した。
ただこのところ、襲撃の件数は大幅に減っている。
パキスタンのイムラン・カーン首相は、死者への哀悼の意を述べるとともに、爆発を強く非難した。
(英語記事 At least seven dead in Pakistan school attack)