日本とアメリカを結ぶ「国際貨物列車」って? 激レア列車「米タン」に遭遇(乗りものニュース)

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 東京・昭島市の拝島駅は、青梅線と八高線、五日市線、西武拝島線が分岐する交通の要衝です。この拝島駅の東側からさらに1本、貨物線が分岐しています。 【動画】週2回しか走らない「日米貨物列車」に遭遇!  この貨物線は「横田基地専用線」と呼ばれ、駅の北側に広がる米軍横田基地の敷地内へ続いています。週2回程度、タンク車を主とする貨物列車、通称「米タン」が運行されています。「米タン」の役目は、ジェット機などの燃料を、川崎市にある鶴見線の安善駅付近の貯油庫から、基地へ運搬することです。  拝島駅東口を出て、貨物線沿いに歩いてみました。駅前を流れる玉川上水にかかる橋は「平和橋」、そこから米軍基地へ伸びる小道は「平和橋通り」と呼ばれます。名前には、世界の恒久平和への願いが込められています。  平和橋通りを北に進み、五日市街道を超えて少し進むと、目の前の線路はいよいよ基地のゲート内に入っていきます。ここから先は日本の領土でありながら、日米地位協定などによって米軍がもっぱら管理する区域となり、イベントなど例外をのぞき一般人の立ち入りはできません。  しばらくするとどこからか踏切の警報機の音が。やがて、機関車に牽引され、燃料を積んだタンク車が住宅地の中の線路をしずしずと進入してきます。  「米タン」が米軍基地の敷地内に入った後、門番の手によってゲートがすぐに閉じられます。周囲はまた、元の閑静な住宅地に。東京の「日米貨物線」、距離こそ短いですが、安全保障の一翼を担う重要な役割を果たしています。

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(2020/10/27)