広島1位栗林、指名漏れから2年プロ入りで恩返し(日刊スポーツ)

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<プロ野球ドラフト会議>◇26日 広島が社会人NO・1投手、トヨタ自動車・栗林良吏(24=名城大)の単独1位指名に成功した。「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、都内で行われ、昨年の森下に続いて一本釣りとなった。 【写真】広島に1位で指名され笑顔で牧野武スポーツ強化・地域貢献部長から花束を受け取るトヨタ自動車の栗林良吏 2年前のドラフトで指名漏れした最速153キロの即戦力右腕が来季、逆襲のピースに加わる。    ◇   ◇   ◇ 1度は諦めかけたプロ野球選手の夢は2年の時を経てかなった。愛知・豊田市内の会見場。広島の1位指名選手がアナウンスされると、栗林は背筋をピンと伸ばした。「まさか単独というか、1位指名していただけると思っていなかった。うれしいというのが一番。トヨタも同じ赤色なので、ユニホームにはすぐなじめるのかな」。用意されていたカープの赤い帽子をかぶり、白い歯をこぼした。 名城大4年の2年前は自ら「2位縛り」でドラフトに臨み、指名漏れ。熱心な誘いを受けたトヨタ自動車に進んだ。大学時代に投げていたスライダーを封印しカットボール、カーブ、フォークを習得。技術を磨いてドラフト1位で夢への道を切り開いた。 プロ入りへの思いを強くさせてくれた恩師がいる。中日、楽天でプレーし、現在は名城大のコーチを務める山内壮馬氏だ。指名漏れ後、「まだ1度目指せるチャンスがある」と背中を押された。「そう言っていただけたので、プロに入って恩返しするしかないと思っていた。そういう面では1つ恩返しできたのかな」。感慨深そうに目を輝かせた。 大学日本代表では1学年下の森下とチームメートだった。栗林は「去年のドラフト1位の中では森下が一番活躍していると思う。自分がもう1回活躍することで、広島カープの株が上がる。自分も森下に負けたくない」と闘志を燃やした。1位指名を受けた直後、森下から「おめでとうございます。また一緒にやれますね」と共闘を呼び掛けるLINEも届き、「すごいうれしかったです」と喜んだ。「もし森下が新人王を取ったなら、2年連続で自分が取れようにやっていきたい」と力を込めた。 「広島カープは市民の方とか、ファンの方に支えられて野球をやっているチームだと思う。自分もそこにしっかりと貢献して、地域の方やファンの方に笑顔、勇気をしっかり与

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(2020/10/26)