ふと秋に思う…サンマの口はなぜとがっているの?(HBCニュース)
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視聴者からの疑問や悩み、そして、暮らしの中のハテナ?を調査する、「HBCもんすけ調査隊」。今回のテーマは、サンマの口は、なぜとがっているのか?です!
秋の味覚といえば、脂が乗った「サンマ」。“庶民の味”として長く親しまれてきましたが、こんな疑問を感じたことはありませんか?
「あ!破れてる!なんでサンマの口ってとがっているの~」(買い物から帰ってきた女性)
サンマの口は、なぜとがっているのか?街の人にも聞いてみると…。
「知らないです」「好きなんでよく買うんですけど」「とがりすぎて袋が破れる…」「泳ぎやすいように。水の抵抗(をなくすため)」(街の声)
身近な魚の、意外と知らない疑問!もんすけ調査隊が調べました!
秋の味覚・サンマの疑問…
「なんでサンマの口ってとがってるの?」(女性の声)
疑問を調査するため、まずは、水揚げが増えてきた根室の花咲港で、聞いてみました!
「それは…わからないです」(市場の仲買人)
では、サンマを長年扱う料理店なら知っているかも…
「わからないですけど。気にしたことないです」(和食こふじ・藤田大策さん)
サンマをよく扱う人でも知らない、この疑問。こうなったらサンマのプロに話を聞くしかない!ということで、調査隊が連絡したのは、福島県にある水族館「アクアマリンふくしま」です。
ここは、日本で唯一、サンマを展示している水族館なのです。サンマの飼育を担当している山内信弥(やまうち・しんや)さんに話をうかがってみると…。
「(サンマは)動物プランクトンをよく食べるんですけど、自然界では。イワシのように口を大きく開けてプランクトンをこしとって食べるのではなく、餌1つ1つをついばむようしてたべる習性がありますね」(アクアマリンふくしま・山内信弥さん)
サンマは海中に浮いている餌を、鳥のように「ついばむ習性」があり、えさを食べやすいように口先がとがったのでは?と説明します。
「サンマの食べ方は、ダツ目の魚の食べ方に共通してみられる」(山内信弥さん)
サンマが属する「ダツ目(もく)」の中には、口のとがった「ダツ」や、「サヨリ」などがいて、下あごが伸びているという共通点があります。これらの点から、山内さんはサンマの口がとがっているのではないか?と推測しますが…。
「なぜとがっているのかは、