みんなやってるけど実は絶対ダメ!運動が苦手な子どもにやらせてはいけないNG習慣(ベネッセ 教育情報サイト)
【リンク先抜粋】
拝読しました。
親は子どもの苦手なことを克服させてあげたいと思うものです。
それで、次のような選択をすることがよくあります。
絵が下手だから絵画教室に入れる。
音楽が苦手だから音楽教室に入れる。
字が下手だから習字教室に入れる。
ところが、これがなかなかうまくいかないことが多いです。というのも、もともと苦手なことはやる気が出ないからです。当然、上達もしません。それで、子どもは親にも指導者にも叱られることが増え、毎日の生活が暗いものになります。そのストレスがたまると、子どもらしい快活さが失われ元気がなくなっていきます。
さらには、自己肯定感が持てなくなり自己否定感に凝り固まるようになります。自分はダメな子だと思い込み、何事においても自信が持てなくなります。さらには、嫌なことをやらせて、できないからと叱ってくる親に対する不信感が出てきて、いたずらに反発するようにもなります。
このような悪循環にならないためには、子どもがもともと好きなことや得意なことをたくさんやらせてあげることが大事です。運動が得意なら運動をやらせ、絵が好きなら絵画教室に、という感じです。もともと好きなことや得意なことならやる気が出ますし、上達もします。親、指導者、友達など、周りのみんなにほめられます。
自己肯定感が持てるようになり、「自分はがんばれる。できる」と思えるようになります。
すると、他のことでもがんばれるようになり、好きなことをやらせてくれて、たくさんほめてくれる親に対する信頼もわいてきます。このようなよい循環の中に子どもを置いてあげれば、子どもはぐんぐん伸びます。
もちろん、私は運動が苦手な子には運動をやらせなくてよいと言いたいわけではありません。大事なのは、本人が楽しくできる運動をやらせてあげることです。