ベラルーシ、ゼネスト始まる 大統領選に抗議(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 【モスクワ=小野田雄一】ルカシェンコ大統領の6選が発表された大統領選は不正だったとする抗議デモが続くベラルーシで26日、反体制派が宣言したゼネストが始まった。反体制派はゼネストで経済活動に混乱を生じさせ、政権側に要求を聞き入れさせたい考えだが、ストが全国規模に広がるかは不明で、情勢に及ぼす影響力は限定的とみられる。  イタル・タス通信によると、首都ミンスクでは同日、スト参加者が道路の封鎖を試みたほか、ストを支援するためベラルーシ国立大の学生約300人が大学構内で座り込みを実施。人権団体は100人以上が拘束されたと報告した。一方、政権側は、「企業は通常通り稼働している」と強調している。  ゼネストは、8月9日の大統領選でルカシェンコ氏と争った反体制派の女性指導者、チハノフスカヤ氏が13日に滞在していたリトアニアから呼びかけた。25日を期限としてルカシェンコ氏に退陣や政治犯釈放、デモ弾圧の中止を要求し、聞き入れない場合は26日からストに入ると宣言した。  これに対し、ルカシェンコ氏は反体制派団体幹部の国外追放やデモ参加者の拘束などで締め付けを強める一方、大統領権限を一部移譲する憲法改正を提唱するなどして事態の沈静化を図ろうとしている。  ミンスクなど各地では25日にも大統領選以降続いている恒例の抗議デモが行われ、計数万人が参加した。政権側は全国で520人以上を拘束したとした。

続きはこちら

(2020/10/26)