臨時国会召集 静岡県内野党も新体制で始動(静岡放送(SBS))
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臨時国会が10月26日召集され、菅内閣で初めての本格的な国会論戦が始まりました。その先の解散総選挙も見据え、県内では野党が活発な動きを見せています。
<菅義偉首相>「(新型コロナウイルスの)爆発的な感染は絶対に防ぎ、国民の命と健康を守り抜きます。その上で、社会経済活動を再開して、経済を回復してまいります」
菅総理は26日の所信表明で、新型コロナ対策や経済の回復を図るなどと訴えました。臨時国会の会期は12月5日までです。解散総選挙は2021年に持ち越される見込みですが、分裂した野党は新しい枠組みで動き出しました。
<国民民主党 玉木雄一郎代表>「新しい国民民主党として9月15日に私たちは再出発を致しました」
国民民主党は25日、静岡市中心部で街頭演説を行い、玉木雄一郎代表が駆けつけました。演説の前には市内のホテルで、県連の設立大会を開きました。これまで衆参合わせて4人いた国会議員のうち、3人が立憲民主党と合流し、残ったのは榛葉賀津也参院議員1人となりました。
<国民民主党 榛葉賀津也幹事長(県連会長)>「何を具体的に変えるんだ、それをきちっと答えを示せる政党になっていきたいと思います」
<国民民主党 玉木代表>「国民民主党のアイデンティティの要のような地域が静岡県であり、体現しているのが榛葉幹事長だと思っています」
<岩崎大輔記者>「国民民主党県連の設立大会があった同じホテルの隣の部屋では、これから立憲民主党県連の結成式が開かれます」
<立憲民主党 佐々木隆博県連顧問>「この静岡においても大きな塊となって、立憲民主党の思いをしっかり地域の中に普及、定着させ、運動を広めていかなければならない」
立憲民主党県連の結成式には、旧国民民主党から合流した県内3人の国会議員が参加し、渡辺周衆院議員を代表に選びました。
<立憲民主党 渡辺周幹事長代行(県連代表)>「立憲民主党も国民民主党も元々は遡れば同じ党ですので、そこは仲たがいすることなく、政権交代可能な勢力を作ることにはいささかも変わりはありません」
一つの大きな塊にはなれなかった2つの党ですが、選挙区ごとに見ると対応が異なります。県東部の静岡5区では、立候補予定者の事務所開きに立憲と国民の幹部が並びました。
<立憲民主党 安住淳国対委員長>「野党の合流や再編を目指す、その象徴の選挙区にしたいと思っている」
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