藤井聡太2冠が3連敗 渡辺王将への挑戦権が消滅(日刊スポーツ)

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将棋の藤井聡太2冠(王位・棋聖=18)の、渡辺明王将(名人・棋王=36)への挑戦権獲得が消えた。26日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた第70期王将戦挑戦者決定リーグ3回戦で164手の混戦の末、永瀬拓矢王座(28)に敗れた。これでリーグ3連敗となった。 【写真】将棋盤を前に熟考する藤井聡太二冠(2020年10月5日) 研究会仲間でライバルの永瀬が約3年ぶりに採用した四間飛車に、意表を突かれた。「序盤に工夫されて損な形になった。中盤もバランスを崩した。難しくて分からなかった」。終盤、自陣に金銀4枚を打って抵抗するが、厳しく寄せられた。永瀬には今年6月の棋聖戦挑戦者決定戦と王位戦挑戦者決定戦で連勝し、2冠を獲得したが、3回目の対戦では容赦がなかった。 今期は羽生善治九段(50)豊島将之竜王(叡王=30)に連敗した。リーグ在籍6人は全員タイトル獲得経験者。9月からの短期決戦は、好不調がそっくり成績に反映される。あと1敗して負け越せば、初の降級さえある。 29日には4回戦の佐藤天彦九段(32)戦が控える。ちょっぴり苦笑いしながら藤井は、「残留目指して、最後まで全力を尽くしたいと思います」と話した。残り3局すべて勝って、3勝3敗なら残留の目はある。

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(2020/10/26)