静岡商・高田監督が涙、息子琢登がDeNA6位指名(日刊スポーツ)

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<プロ野球ドラフト会議>◇26日 プロ野球ドラフト会議が26日、都内で行われ、静岡県出身選手がDeNAの5位と6位で指名された。ヤマハの池谷蒼大(そうた、21=浜松市生まれ、静岡高出)投手が同5位、静岡商高の高田琢登投手(3年)が同6位。三島市生まれの上武大(群馬)佐藤蓮投手(4年=飛龍高出)は阪神3位、ENEOSの藤井聖(まさる)投手(24=富士市立高出)は楽天3位の指名を受けた。育成ドラフトの指名は3人。磐田東高の二俣翔一捕手(3年)が広島1位、BCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスの石田駿投手(23=静清高出)が楽天1位、東海大海洋の加藤廉内野手(4年=島田工高出)が巨人12位だった。    ◇   ◇   ◇ ドラフト会議開始から2時間が過ぎたころ、待ちに待った瞬間がやってきた。DeNA6位で高田の名前が呼ばれ、同席していた父で静岡商高の高田晋松監督(50)と熱く抱き合った。親子は口をそろえて「不安でした」と、心境を吐露。その後、険しい顔から満面の笑みへと表情を変え、記念写真に納まった。 DeNAは左腕王国と呼ばれ、高田が憧れる今永昇太投手(27)が所属する球団だ。願ってもないチームからの指名に「良い左投手が多いので、いろんな方をお手本にしたい」とやる気十分。元静岡高エース左腕のヤマハ池谷も指名され「身近な存在の方もいて、よかった」と笑顔を見せた。 高田監督は「長かった。この2時間が、10年分くらいの長さに感じた」と大きく息を吐いた。プロ入りを目指し、親子二人三脚で歩んできた日々を振り返りながら「今日、無事に2人でゴールテープを切った。ここからは1人で、しっかりと歩んでいってほしい」と望んだ。 自身がプロの舞台に立つ姿を「まだイメージできない」と高田。ただ、自分のことのように指名を喜んだ仲間に触れ、「あいつらのためにプロで頑張り、将来『高田と同じチームでやってたんだ』と自慢してもらえる選手を目指す」と誓った。【河合萌彦】 ◆静岡商から直接のプロ入り 1976年(昭51)に南海から2位指名された故久保寺雄二さん以来、44年ぶり。久保寺さんは三塁手、遊撃手としてプレー。レギュラー定着を目指す85年1月に、心不全のため26歳の若さで亡くなった。

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(2020/10/26)