「007」最新作が配信スルーの危機に!? 北米興行はリーアム・ニーソン主演作がV2(MOVIE WALKER PRESS)

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3月中旬に休業となって以来、およそ7か月ぶりにニューヨーク州の映画館が再開された先週末(10月23日から25日)。それでも各劇場のキャパシティは25パーセントに制限され、かつ北米の映画興行の中心的都市であるニューヨーク市の映画館は、ロサンゼルス市と同様に休業が続けられている。映画興行の回復に向けて、また一歩前進したと好意的に捉えるべきかはまだ判断が難しいところだ。 【写真を見る】ディズニーの“配信最優先”方針で『ブラック・ウィドウ』も危機に…? そんな週末の北米興行収入ランキングでナンバーワンに輝いたのは、先週に引きつづきリーアム・ニーソン主演の『Honest Thief』。 先週より77館多い2502館で235万ドルを売り上げて1位にねばったとはいえ、2位のロバート・デ・ニーロ主演作『The War with Grandpa』と3位のクリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』(公開中)が極めて低い下落率を維持して食い下がっており、三つ巴の様相に。 めぼしい新作が公開されない次週は、この3作品と再上映中のディズニーのハロウィン映画が激しい上位争いを繰り広げることになりそうだ。 そうしたなか、この週末には、ある批評家のリークツイートを皮切りにして『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年公開)が配信公開となる可能性が噂された。 当初今年の4月に全世界公開を予定していた同作は、新型コロナウイルスの影響で11月に延期となり、先日2021年4月2日全米公開に再延期となったばかり。 その後、全米各メディアが報じた内容によれば、9月頃にApple TV+やNetflixなどがストリーミング権をめぐってMGMと交渉を進めていたものの、MGMが提示した約6億ドルの契約料で合意は見られず、その結果として劇場公開が再延期になったとのこと。 MGMや配給のユニバーサルは、これらの報道についてノーコメント。劇場公開を目指す姿勢を変えていないようだが、4月公開も難しいのではと疑問視する声が上がっているとも報じられている。 一方で先週、ディズニーが今後は劇場公開を前提とした製作から配信最優先の作品づくりへ方針転換を行なっていくことを明かし、世界中に大きな衝撃が走った。 同じタイミングでディズニーの投資家から『ブラック・ウィドウ』(2021年4月29日日米同日公開)を配

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(2020/10/26)