馬毛島周辺調査 漁協は賛成多数(KKB鹿児島放送)
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鹿児島県西之表市・馬毛島へのアメリカ軍訓練移転の計画について、馬毛島周辺のボーリング調査の是非を問う投票の結果が賛成多数であったことが分かりました。アメリカ軍空母艦載機の訓練移転候補地である馬毛島について防衛省は海底の地盤を調べるボーリング調査を来月にも始めたい意向です。
ボーリング調査には地元の種子島漁協の同意が必要で、先月、漁協の理事会は同意を表明していましたが、一部組合員から反対の声が挙がり、漁協は組合員175人を対象に是非を問う投票を行い、今月23日に開票していました。26日会見した種子島漁協の浦添孫三郎組合長は投票の結果有効投票134票のうち賛成121票、反対13票で賛成多数であったことを明らかにし、改めてボーリング調査の同意を撤回しない意向を示しました。
一方で、調査に反対する組合員40人は投票を棄権したとみられます。今後、漁協は防衛省に対し訓練移転計画について、組合員への説明を求めるとともに調査に伴う補償についても調整をしていくとしています。