クロノグラフの進化を年表形式でカンタンに解説(webChronos)
【リンク先抜粋】
1912年ロンジンが腕時計用クロノグラフムーブメントのCal.13.33Zを発表
1916年バルジューがCal.22をダウンサイズしたCal.A23ことCal.VZ(23)を発表。直径が30mmに収まったため、以降、各社が採用するようになった
1923年ブライトリングが独立してスタート/ストップを行えるワンプッシュボタンを装備した腕時計クロノグラフを発表・ミネルバが初の腕時計クロノグラフムーブメントのCal.13-20を発表
1931年ロレックスが全回転ローターを使った片方向巻き上げ式自動巻き機構を発表
1933年ブライトリングがふたつのプッシュボタンで特許を取得。ユニバーサルは1932年に同様の機構を開発したと主張するが、特許を得たのはブライトリングである
ヴィーナスが初のクロノグラフムーブメントであるCal.130を発表
マーテルが12時間積算計を備えたクロノグラフムーブメントのCal.285を発表(1934年説もあり)。おそらく12時間積算計を搭載した初のクロノグラフである
1936年ロンジンが2プッシュボタンを備えたクロノグラフムーブメントのCal.13ZNを発表。航空パイロットが必要としたフライバック機能が装備された。1942年発表の後期型は同軸積算計に進化
バルジューが世界最小のクロノグラフムーブメントであるCal.69を発表。クロノグラフ機構の小型化が進んだ1930年代には、12時間積算計やフライバック機構などが搭載されるようになった
1937年デュボア・デプラがコラムホイール式ではなく、省コストのカム式クロノグラフを開発。ランデロンCal.48の名称で販売される。このムーブメントは1970年までに約350万個が生産されたと言われる。ただし、コラムホイール式のようなブレーキレバーを載せることはできなかった。
1938年バルジューが12時間積算計付きのCal.72 VZHを発表。直径30mmのサイズに12時間積算計の組み合わせは汎用性が高かった。以降、さまざまなメーカーがこのムーブメントを採用するようになった
モバードがクロノグラフのCal.M90を発表。これはモジュール型クロノグラフの先駆けである
1939年ハンハルトがクロノグラフムーブメントを開発
1940年ヴィーナスが近代的な設計を持つCal.1