阪神・矢野監督3度目の正直 〝焦らず封筒開封〟で近大・佐藤引き当てた!(東スポWeb)

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【2020ドラフト会議】1巡目指名で巨人、ソフトバンク、オリックスと4球団競合の末に近大・佐藤輝明内野手(21)を引き当てた阪神・矢野燿大監督(51)は、1巡目終了後、控室から出てきてからも「いや~なんかまだ今も興奮してるね」とハイテンションを隠せなかった。 【写真】怪しい?甲子園に「謎の覆面男」出現  指揮官にとって、監督就任後、3度目のドラフトでのくじ引き役。18年は大阪桐蔭高校の藤原恭大(現ロッテ)、19年は星稜高・奥川恭伸(現ヤクルト)をともに3球団で競合の末、外していただけにまさに「3度目の正直」で大役の結果を残した形だ。  昨年、奥川を1巡目で指名し抽選で外した際は「一番に初めに(封筒の中身を)見てやろうと思っていた」と3人で抽選した中で真っ先に開封作業に取り掛かったが、結果的に最も早く「外れ」を知る結果となった。  そんな〝教訓〟を覚えていたのか、今年は「周りは見えていなかった」。右手で引いた封筒の開封をあえて急がず、巨人・原辰徳監督(62)らが「外れクジ」を確認して視線を落とした中、最後に封筒の中身を確認し、代名詞でもある「矢野ガッツ」を炸裂させた。  例年なら会場に来たファンや、自分の球団のテーブルにむけて「当たりクジ」を引いた喜びを爆発させるのが、ドラフトおなじみの光景だ。しかし今年はコロナ禍の会議。指名競合の際は別室に集ってくじ引きを行う形式となり、抽選部屋は静寂のままだったという。  それでも矢野監督は特別な形式なりの喜びを感じたようだ。「(抽選の)会場から離れたところにある(チームの)控室から『ウォ~~~!』って声が聞こえて。球団の皆さんが喜んでくれている声が聞こえてきて。ホッとしているのと、興奮しているのと…」と〝虎の恋人ゲット〟の瞬間を振り返った。 「地元(西宮市出身)の選手やし、俺も球団もファンもみんな(交渉権獲得を)喜んでいる。佐藤君が(阪神ユニホームの)タテジマを着て、プレーしてくれる日をみんなが楽しみにしている。早く会いたい」と改めてラブコールを送った。

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(2020/10/26)