急転直下のルール撤廃 元メジャーの田沢純一、ドラフト指名あるか!? (産経新聞)

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 プロ野球のドラフト会議は26日、東京都内で午後5時から開催される。埼玉県熊谷市でファンと一緒に指名を待つ選手がいる。米大リーグでワールドシリーズ制覇も経験し、今季途中から独立リーグのルートインBCリーグ埼玉でプレーする田沢純一投手(34)。2008年にメジャー挑戦を表明し、日本球界入りに大幅な制限を加える「田沢ルール」を突き付けられた右腕だ。日本野球機構(NPB)が今年9月、ルール撤廃を決め、障害はなくなった。「運命の扉」は開かれるか-。 【写真】レッドソックスのセットアッパーとして活躍した田沢  埼玉はドラフト当日、田沢が記者会見を予定する熊谷市内の会場にパブリックビューイングができるスペースを設け、80人限定でファンと一緒に見守る。  横浜商大高出身の田沢は新日本石油ENEOS(現ENEOS)時代の2008年にドラフト会議での指名を拒否し、米大リーグのレッドソックスと契約。13年には上原浩治氏とともに救援で活躍し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。その後もマーリンズなどでプレー。メジャー通算388試合に登板し、21勝26敗4セーブをマークしている。  NPBは田沢のメジャー挑戦を受け、人材流出を懸念。アマチュア選手がNPB球団を経由せずに海外でプレーした場合、高卒選手は帰国後3年、大学・社会人出身選手は同2年、ドラフト指名を凍結するという「田沢ルール」を申し合わせた。以来、12年もの年月が流れ、この間にアマチュアからメジャー挑戦した選手はほとんど出なかった。  田沢は3月にマイナー契約していたレッズを自由契約となり、7月に埼玉入り。社会人以来となる日本のマウンドに立った。入団会見時に存在した田沢ルールについては「個人的にはそういうルールはなくなればいいなと思う」と語っていた。  日本プロ野球選手会が8月、ルール撤廃を申し入れたこともあって急転。NPBが9月7日の実行委員会で撤廃を決め、田沢にNPB入りの道が開けた。  日本人選手が初めてNPBの球団と契約する場合、規約でドラフト指名を受けなければならず、メジャーで実績のある田沢も例外ではない。過去にも、メジャーで活躍したマック鈴木らがドラフト指名を経てNPB球団と契約した。田沢は14日のチーム最終戦に登板後、取材に応じて「指名されたら、いろんな人と相談しながら決めたい」と語った。実績十分の右腕を指名

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(2020/10/26)